移住者地域住民取り合う町
VUCA時代生きる力つける
岩手県陸前高田市の
ラーニング・ワーケーション
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事業概要 ABOUT

名称 ラーニングワーケーション
in 陸前高田市
若い移住者たちと地域住民が手を取り合う町で、
VUCA時代の生きる力を身につける
趣旨 海と山に囲まれた岩手県陸前高田市で移住者と地域住民と対話し、自らアクションを起こす3泊4日のプログラム。縁もゆかりも無く移住した若者たちとチームとなり、五感を使ってキャリアを考えます。
参加対象 ・企業・団体にお勤めの方、その他形態で現在就業中の方 ・特に、人材育成、地方創生・CSR/SDGs、総務・経営事業企画部門の方
場所 岩手県陸前高田市内
実施時期 2023年11月8日(水)16:00~18:00 オンライン事前研修
2023年11月15日(水)〜 18日(土)現地研修
2023年11月29日(水)16:00~18:00 オンライン事後研修
研修プログラム参加費 198,000円(税込)
※宿泊費、域内交通費等を含む旅行代金は含まれません。詳細は下記【実施概要・申込方法】をご確認ください。
研修プログラム企画・実施 NPO法人SET
プログラム協力 日本能率協会マネジメントセンター株式会社
旅行企画・実施 株式会社And Nature

キーワード KEYWORDS

この研修とは

東日本大震災の翌日、東京の若者たちが「何か自分たちができることをしたい」という想いで立ち上げたNPO法人SET。 地縁血縁のなかった若者たちが被災地に移住し、地域住民と活動を続けて10年以上。そんなSET職員とチームになり、研修内で感じる「感情」をもとにアクションプランを策定し、行動を起こします。 SETが10年間どのように活動を作り上げてきたのかを擬似体験する中で、自分自身の生き方・働き方と向き合う3泊4日の合宿型キャリア自律研修です。 慣れ親しんだ環境から越境することで、自社組織や普段受け持つ仕事を客観視でき、なぜ私はこの仕事に取り組むのかという仕事への意欲や、多様な価値観を受け入れる素地を自社に持ち帰ります。

  • 「生きる」を見つめ直す

    初めてこの町に来るとよく「何もない町になぜ来たのか」と住民から問われます。肩書を外して、自分と他者の人生に向き合い「どんな人生を生きたいのか」を見つめ直します。

    JMAM
  • 「何もない」から「自分たちで作る」

    震災で中心市街地を失った陸前高田。都会のような利便性もない中で、無いものねだりをするのではなく、有るものを見つめ直し、住民協働を通じて、0から活動を創りあげてきました。有るものを再評価しながら、新たな価値を生み出していくことを学びます。

    JMAM
  • ”祖父母”のような地域住民との関係性

    大学生が町に通い、一軒一軒お宅を訪問し、築いてきた関係性が活動の礎となっています。高齢化が進む町で深く、濃い関係性を住民一人一人と築いてきました。どの分野においても他人との関係性構築や協働は重要なテーマであり、人を巻き込んでいくこと、共に創り上げることを体感していきます。

    JMAM
  • 異なる価値観と協働 (ダイバーシティ&インクルージョン)

    都市圏出身の若者と高齢化が進む町の間には文化や価値観の大きなギャップがありました。尊重し合うためには、背景を共有し、表層的でない部分の想いでつながることが大切です。この町で歩んできたSETと触れる中で相手を理解し、自分たちが持つリソースを認識し、それらを活かし合う方法を探します。

    JMAM

成果 ACHIEVEMENTS

変化に適応する力(レジリエンス) 急激に変化する社会の中で、常に万全の準備を整えることができるとは限りません。3泊4日の限られた時間の中、いつもとは異なる他者の日常において研修を行うことで、自身に訪れる変化に対して柔軟に適応する力を養います。
主体的に提案する力 都市と比較すると利便性がない環境下でも、視点を変えてリソースを発見し、理想を達成するためのアクションを企画・実行します。「やってみよう」という考えのもと、自分の置かれた立場から何かを生み出し、実行していく力を体感的に学びます。
協力的関係性を作る力 変化する環境において一人で目的達成を目指すことは困難であり、そうした時に周囲の人や、新たに出会う人と関係性を築くことが大切です。研修で初めて出会う人たちと対話をし、協働する想いを育みます。
自社の中でのチャレンジを見つける力 陸前高田という越境地で学んだことを日常的な業務や自社組織・自社理念等、自分のキャリアにどう活かせるかを振り返ります。研修内で深まった自己理解を自社と結びつけ、新しいチャレンジを発見します。

手法 METHODS

  • 自己開発ワークショップ

    ライフチャートを用いて、人生単位の振り返りをし、仲間と共有します。表面的ではない人柄と背景を理解し合って信頼関係を育み、安心して気づきを言語化できるチームを作ります。

    JMAM
  • 想いに触れる
    フィールドワーク

    日常的には出会わない人たちと、対等な場で対話をします。別の環境にいるからこそ普段は出会わない意見や感情を受け取り、利害ではなく「想い」でつながる体験をします。

    JMAM
  • 対話型プロジェクト
    ベースドラーニング

    身体性の伴った体験を五感と感情とで振り返り、「今、ここに集まった自分たちだからこそ」のアクションをチームで企画し、実行して、地域からのフィードバックを貰います。

    JMAM
  • 越境体験を自社に活かす
    リフレクション

    越境地で学んだことを自分の業務やキャリア、自社組織・自社理念等にどう活かせるかを振り返ります。研修内で深まった自己理解を自社と結びつけ、新しいチャレンジを発見します。

    JMAM

この時代にとっての意味 MEANING

JMAM

社会は刻一刻と変化を続け、これまで上手くいっていたことがそうはいかない世の中になってきています。人口増加を続けていた社会から人口減少の時代に突入し、社会システム、その中で生きる私たちも、そうした変化に適応することが求められています。
「与えられた仕事を早くこなせる人」ではなく、変化を受け入れ、主体的に行動を起こし、自分自身で自らの生き方を切り開いていくことができる人を増やしていくことが、組織と社会全体の持続可能性を高めます。
NPO法人SETは、東日本大震災の翌日、正解がわからない状況の中で「自分たちでできることを」という想いを胸に立ち上がった、当時関東にいる学生たちで結成されました。これまで学んできたことや常識が通用しない中、同じ志を共にする若者たちを陸前高田に呼び込んでいくつものチームを結成し、地域住民と関係性を築いて、10年以上活動を続けてきました。
SETが10年以上活動を続けてきた陸前高田市広田町には、20代〜30代前半の移住者が20名以上います。
大学を休学してくる人、新卒で移住する人、休職をして来る人、仕事を辞めキャリアブレイクで来る人。メジャーではない選択肢を選び、地域に貢献する若者たちが、どうして今ここで生きる選択をしているのか。地域住民はそうした彼らに何を感じ、どうして一緒に活動をしているのか。
3泊4日でそうした人たちと交流する機会を持ちながら、参加者自身もSETが体験してきたことを擬似体験するように、フィールドワークをし、実際にアクションを企画、実行し、地域からのフィードバックをもらうことで、予測不能な時代を生き抜く力を実践的に身につけます。

プログラム
開催地について VENUE

陸前高田市はどんなところ?

岩手県陸前高田市は岩手県の沿岸部最南端に位置し、県内でも冬の降雪量が少なく温暖なことから「岩手の湘南」と呼ばれています。
2011 年 3 月に発生した「東北地方太平洋沖地震」により発生した津波よって大きな被害を受けた地域のひとつで、現在も復興の真っ只中です。

陸前高田には、全国的に突出した何かがあるわけではありません。ですが、岩手県が指定する 45 個もの地域資源が登録されており、海、山、川といった豊かな自然と、そこに暮らす人々の温かい笑顔が印象的なまちです。
(「高田旅ナビ」より)

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iwate

東京方面からの交通アクセス

東京・上野

東北新幹線 約2時間

一ノ関

JR大船渡線 約2時間30分
※一ノ関駅からバスで送迎します

陸前高田

サポートメンバー「SET」について SUPPORT

サポートメンバー:特定非営利活動法人SET

震災ボランティア活動がきっかけで広田町に移住した若者が中心となり、町の方たちとともに「まちづくり」と「ひとづくり」に取り組んでいる団体が、 特定非営利活動法人 SETです。
就活をして企業などに就職するという選択肢が一般的な現代の若者がなぜ、岩手県の漁師町に移住することを選んだのでしょうか。そして、現在、どのような思いをもってまちづくりと人づくりに取り組んでいるのでしょうか。

本プログラムでは、事前研修、現地研修、事後研修を通じてSET のメンバーがサポートいたします。

SET がこれまでの活動で培ったノウハウを投入しながら、参加者の皆様とともに、地域の課題と企業の課題、そして多様な人たちの巻き込みやリーダーシップのあり方などについて、固定観念や思考の枠組みを超えて考えていきます。

そのうえで、実際の行動につなげるためのアクションプランの作成につなげていければと考えています。

ぜひとも、皆様のご参加をお待ちしています。

SET

プログラムの全体像 OVERALL

事前の学び

2023年
11月8日(水)
  • オンライン事前研修
    11/8(水)
    16:00-18:00

陸前高田での学び

11月15日(水)~ 11月18日(土)
  • 11/15(水)
    〈午前〉 移動
    〈午後〉 【震災・町を知る】・震災遺構の視察
    【活動の背景を知る】・SETのストーリー紹介 【ワークショップ①】・MV2GROWの深堀り
    〈夜〉 【交流会】SETメンバーと交流
  • 11/16(木)
    〈午前〉 ホテルにて朝食、テレワーク
    【町・町の⼈を知る】・町⺠フィールドワーク
    〈午後〉 広田町内にて昼食
    【ワークショップ②】・目的を深める対話 【町・町の⼈を知る】・町⺠フィールドワーク
    【ワークショップ③】・資源と課題の洗い出し
    〈夜〉 自由行動
  • 11/17(金)
    〈午前〉 ホテルにて朝食、テレワーク
    【ワークショップ④】・企画設計会議
    〈午後〉 広田町内にて昼食
    【企画したアクションの実施】
    〈夜〉 黒崎仙峡温泉
    【交流会】SETメンバーと交流
  • 11/18(土)
    〈午前〉 ホテルにて朝食、テレワーク
    【ワークショップ⑤】・事実と感情を振り返る
    〈午後〉 コミュニティカフェ彩葉にて昼食
    【研修のまとめ】

事後の学び

11/29(水)
  • オンライン事後研修
    11/29(水)
    16:00-18:00

事前/事後研修の内容 CONTENTS

オンライン事前研修の内容

実施目的 (1)自己理解の探求
・「自分の創り出したい社会(企業・ひと)の⾔語化」 ・「here(企業)の課題と、there(広田町)の課題のすり合わせ (2)自己理解と地域課題や魅⼒の結びつけ
所要時間 120分
実施内容 ①MV2GROWの作成 ②興味ある地域課題や魅⼒・社会課題や魅⼒をブレインストーミング ③課題や魅⼒に対してなぜ興味あるのか背景をコーチング的に深掘り ④インテグレーションの枠組みを使い、⾃らが⽬指したい社会と解決したい地域課題やより活かしたい魅⼒を結びつける
実施形式 Zoomを使⽤してのオンライン

オンライン事後研修の内容

実施目的 ⑴プログラムで気づいた学びを日常の業務に生かす ⑵アクションプラン作成
所要時間 120分(全2回実施予定)
実施内容 ①⽇常での MV2GROW に基づいたアクション出し ②MV2GROW の更新 ③SET流思考術により、アクションプラン作成
実施形式 Zoomを使⽤してのオンライン

サポートメンバー/ナビゲーター MEMBER

サポートメンバー

小林 敬志
特定非営利活動法人SET

小林 敬志

横浜出身。
大学3年生の時に陸前高田市広田町に出会う。
移住3年目。大学時代は国際政治学専攻。
SET では、学生向け研修プログラムのプログラムマネージャーやシンクタンク事業で調査分析も担う。
目の前のひとりから始まるまちづくりを目指し奮闘中。

宮内 航
特定非営利活動法人SET

宮内 航

埼玉県出身。
大学時代、ボランティアの参加先の一つとして SET 、陸前高田市と出会う。
その後アメリカ、ベトナムでの勤務を経て帰国し、SETでの活動を再開。活動を通して移住を決め、現在はデザイン業、国際交流プログラム、社会人向け研修担当。

石渡 博之
特定非営利活動法人SET

石渡 博之

NPO法人SET副理事長。
大学1年生の時に陸前高田市と出会い、毎月通うようになる。
大学卒業後は陸前高田市に移住し若者の関係人口創出に携わる。
漁業権を取得し漁業にも携わっている。

研修は私たちにお任せください!

ナビゲーター

村上 誠二
長洞元気村

村上 誠二

海の恵みと、おばちゃんたちの愛と元気を味わってください!

畠山 ミキ子
古民家美術館 三陸館

畠山 ミキ子

絵が生まれたこのアトリエで、絵を通じて三陸の風土を味わってほしいです。

村上 妙子
リノベーション食堂 暖

村上 妙子

若い人たちが来てくれて、元気をもらっています。自家製のわかめもぜひ。

野尻 悠
カフェ彩葉 オーナー

野尻 悠

「広田町をもっと好きになれる空間」を目指す古民家カフェでお待ちしてます。

煙山 美帆
ナチュラルフードコーディネーター

煙山 美帆

毎日365日、0歳から100歳まで食べられる美味しいご飯を、地域の食材で。

ようこそ広田町へ私たちも、お待ちしてます!

拠点 HUB

仕事場所

仕事場所

基本的には宿泊しているホテルとなりますが、ご希望があれば広田町にある空き家をワーケーション用施設としてリノベーションした「ぴいろたハウス」の試用もできます。

実施概要・申込方法 APPLY

ご案内 本越境学習プログラムは、NPO法人SETと日本能率協会マネジメントセンター(以下JMAM)が研修プログラムの企画・実施を行い、地域へ訪問するという性質上不可欠となる、旅行事業の開催・実施を旅行会社が行っております。同時開催とはなりますが、別プログラムとなる為、研修プログラムへのご参加お申込・契約締結はNPO法人SETまたはJMAMと、旅行へのお申込・契約は旅行会社へいただきます。(契約先・お支払先が2か所となります)
研修日程 2023年11月8日(水)16:00~18:00 オンライン事前研修
2023年11月15日(水)〜 18日(土)現地研修
2023年11月29日(水)16:00~18:00 オンライン事後研修
募集人数 定員8名(最小催行人数 6名)
研修プログラム参加費 198,000円(税込)

[研修プログラム参加費に含まれるもの]
開催されるオンライン/現地プログラムへの参加 教材(テキスト、レポート、学習の手引き、受講インフォメーション等)の送付 コミュニケーションツールの利用 事務局への質問、参加に掛かる調整 ※宿泊費、域内交通費等を含む旅行代金は含まれません。旅行のお申込は旅行会社へお願いいたします。
※集合場所(東北新幹線 一ノ関駅)までの交通は各自お手配ください。
※催行中の写真画像等は、今後のツアー募集時の素材として利用させていただきます。
応募締切 2023年10月31日(金)
研修プログラム
お申し込み・お問い合わせ先
担当より、お手続き方法について、ご連絡いたします。
①NPO法人SET
担当:宮内航
メール:wataru.miyauchi@nposet.com

▼JMAM経由のお客様はこちら
②日本能率協会マネジメントセンター株式会社
越境ラーニング事業部 担当:山口
メール:workation@jmam.co.jp
お問い合わせフォーム:https://hatarakikata.design/global_contact/
旅行
お申し込み・お問い合わせ
株式会社And Nature
https://andnature.jp/

■旅行の募集書面
Coming soon

■お問い合わせ
メール:fujii@andnature.jp
担当:藤井崇
担当より、お手続き方法について、ご連絡いたします。